東京海上日動火災保険など大手損害保険6社の平成20年度(20年4月〜21年3月)の
営業成績(速報値)が6日、出そろった。一般事業会社の売上高に相当する保険料収入は、
最大手の東京海上日動火災など5社で前年度比減収となった。
昨年秋以降の景気悪化を受けた新車販売不振などが影響し、全体の半分近くを占める自動車保険料の
減少が響いた。昨年4月に実施された、自動車損害賠償責任保険の保険料引き下げも押し下げ要因と
なった。
世界的な景気悪化で輸出入が低迷したことから、海運業者の船舶や貨物の損害を補償する海上保険も、
全社で落ち込んだ。損保各社は、「自動車や電機製品といった大型貨物の減少が響いた」と説明する。
円高傾向も影響し、海外現地法人が契約するドルやユーロ建ての海上保険が軒並み減収した。
5社が減収となった自動車保険は、若者の自動車離れや小型自動車へのシフトなどで市場が
縮小していたところ、金融危機による新車販売不振が追い打ちをかけた格好だ。
一方、取引先の倒産などに備える信用保険や、自社製品に事故が起きた場合に回収費用を補償する
リコール保険などを含む新種保険は、5社が前年度比で増収となった。東京海上日動は
「訴訟費用など、新たなリスク管理の意識が高まっている」と、分析する。
ソースは
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/090407/fnc0904070025000-n1.htm 関連スレは
【損保】東京海上日動が自動車保険料値上げ、7月から平均1.3%--大手各社にも値上げの動きが広がるか [03/27]
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1238092426/l50 依頼を受けてたてました。