プラスチック製品加工業「淀川ヒューテック」(大阪府吹田市)が同社の滋賀工場(滋賀県甲賀市)に
勤務する請負会社の労働者に対し、社員と同じように業務指導などを行っていたのは偽装請負に
あたるとして、滋賀労働局が同社を労働者派遣法違反で是正指導していたことが3日、分かった。
同社などによると、滋賀工場では平成12年ごろから大阪市内の請負会社と請負契約を結んでいたが、
偽装請負が全国的に問題となったため、19年7月に契約を派遣契約に切り替えたという。
しかし、滋賀労働局は切り替え以前の請負契約について、淀川ヒューテックが請負会社の労働者へ
業務遂行上の指示をしていたことなどから、偽装請負と認定した。
淀川ヒューテックは「是正指導を真摯(しんし)に受け止め、今後の対応を検討したい」としている。
▽ソースMSN産経ニュース (2009/04/03)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090403/crm0904031228012-n1.htm