米ゼネラル・エレクトリック(GE)と米インテルは2日、在宅医療システム事業で提携すると発表した。
IT(情報技術)を使った専用端末をインテルが製造し、GEが販売する。研究開発でも協力、5年間で
合計2億5000万ドル(約250億円)以上を投資する計画。米国は「ベビーブーマー世代」が高齢化し、
医療関連市場の拡大は確実とみられており、米国を代表する2社が手を組み、有望市場を開拓する。
GEのジェフ・イメルト会長兼最高経営責任者(CEO)、インテルのポール・オッテリーニ社長兼CEOが
記者会見して発表した。
インテルの端末は通信回線とつながったタッチパネル方式。高齢者や慢性疾患患者が血圧などの
体調を管理するほか、ビデオ会議で遠隔地の臨床医に相談できる。一方、販売戦略を担うGEは
医療機器が経営の柱の1つ。高齢者向け在宅監視システムのノウハウを蓄積しており、販売先となる
医療機関などとのつながりも深い。
▽ソース:NIKKEI NET (2009/04/03 16:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090403AT2M0300F03042009.html