【金融】「法外な報酬」禁じる法案:米下院で可決、金融機関対象…AIGの巨額ボーナス批判が高まり [09/04/03]
1 :
明鏡止水φ ★:
2 :
名刺は切らしておりまして:2009/04/03(金) 08:52:52 ID:l77vS6Ev
まともな案だと思う。
3 :
名刺は切らしておりまして:2009/04/03(金) 08:54:49 ID:oov5jFqy
日本でも即導入するべき
4 :
名刺は切らしておりまして:2009/04/03(金) 08:55:19 ID:gHJwnF0o
日本でもやって欲しいな。
5 :
名刺は切らしておりまして:2009/04/03(金) 09:03:19 ID:1UPUCFPk
>>1 役員はその会社の全社員の平均収入の10倍を超えてはいけない。 という案はどう?
(パート等の場合は時給を年収に換算して計算)
これだと他の平社員の給料を不当に安くして搾取することはなくなると思うよ。
6 :
名刺は切らしておりまして:2009/04/03(金) 09:04:20 ID:7xEoH/Nx
日本で法外な賃金貰ってるやつなんて殆ど居ねえよ。
地方公務員と生活保護ぐらいじゃね?
7 :
名刺は切らしておりまして:2009/04/03(金) 09:06:01 ID:oov5jFqy
法外だけども法で禁止
9 :
名刺は切らしておりまして:2009/04/03(金) 09:13:18 ID:7IUN1ho7
資本主義禁止!
10 :
名刺は切らしておりまして:2009/04/03(金) 09:19:50 ID:35yN8Wsi
国有化もせずにたらふく金出してるのが悪い
11 :
名刺は切らしておりまして:2009/04/03(金) 09:22:23 ID:gY8c7f9Y
>>5 日本でそれ越えてる役員てほとんどいないよw
まあ世界平均だと20〜200倍てとこなので大騒ぎになるだろうが。
12 :
名刺は切らしておりまして:2009/04/03(金) 09:22:23 ID:Ezwd48Ip
>>4 日本でそんな貰ってるの居ないよ
と言うか国の金入ってるのに貰うのはおかしいけど
それ以外で口出すのおかしくないかい
不況の時はともかく
好況になったら優秀な人材が来てくれなくなるジャマイカ
14 :
名刺は切らしておりまして:2009/04/03(金) 09:23:23 ID:GJxRku+t
日本で不当な賃金を貰っているのは公務員だけ。
10倍未満は正論だろうな、日本では
16 :
名刺は切らしておりまして:2009/04/03(金) 09:35:36 ID:zynY8Y7g
日本のマスコミにも適用してくだせぇ。
地デジ端末を税金で配れとか補助金だせとか言ってるし、
まずは高給取りでありながら、無責任報道、俗悪番組を垂れ流す仕組みを
排除してからだ。
>>5 役員と社員を別会社にするとかいろいろ抜け道ありそう
なぜ仇富がこんなところにまで('A`)
19 :
名刺は切らしておりまして:2009/04/03(金) 09:44:05 ID:IQ9+7W9K
公務員でくくった場合
最高裁判所長官と
駐車場の誘導員や
清掃局の局員の給与が10倍以内ですか
下を上げるのか上を下げるのか・・・?
普通に累進課税の強化で良いんじゃないの?
22 :
名刺は切らしておりまして:2009/04/03(金) 10:09:00 ID:aLTtrfv/
米下院の話かw
>>20 今問題になっているのは公的資金注入を受けている金融機関で、
役員が高額のボーナスを受け取ることへの対応だろう
税金自体は高額なボーナスからも納付されるだろうが、そこは問題じゃない
政府から資金注入受けて、云十億とかの報酬なんてのは
確かに信じられん話だが、普通にやってる会社なら役員が
なんぼもらおうが勝手だわな。
25 :
名刺は切らしておりまして:2009/04/03(金) 11:05:49 ID:RDZOvr5l
そもそも一民間企業に公的資金いれるのが異常
銀行の場合も、公的資金注入条件に社員幹部に年収ボーナス制限つければいいが
銀行の場合、それをいやがって借りてにもろ影響がでるから難しいところだ
>>1 ====== 以下、藤沢数希による翻訳 ========
親愛なるリディ・エドワードCEOへ
このような形で辞表を提出しなければいけないことを大変残念に思います。
リディCEOが大変多忙な身であることは存じますが、
私の手紙を読む時間を少しでも作っていただければ幸いです。
なぜ私がAIGファイナンシャル・プロダクツ(AIG.-F.P.)を去る決断をしたのか、
そして、私たち社員がどう言う状況におかれているのか、少しでも知っていただければと思います。
何よりも最初に申し上げたいことは、
私はAIG.-F.P.の株式・商品本部において
私が成し遂げた全てのことに対して本当に誇りに思っていると言うことです。
また、AIGをこのような苦境に陥れたクレディット・デフォルト・スワップ(CDS)の取引に関して、
今も昔も私はまったく関与していません。
そして、AIG.-F.P.で現在も困難な仕事を懸命にがんばっている400人余りのスタッフも
同様に問題のCDSの取引には全く関わっていなかったのです。
莫大な損失をだしたCDSの取引に関わっていた社員のほとんどはすでに退社してしまいました。
すでに退社してしまった彼らはまんまとアメリカ国民の激しい怒りから逃れることができたのです。
>>26 過去一年間の非常に複雑なAIGの解体業務の間、
AIGの経営者たちはこの難しいミッションに対する報酬は
この2009年の3月に必ず支払われると繰り返し繰り返し約束してきました。
ところが、我々スタッフは結果的にAIGに裏切られ、
心無い政府高官によって極めて不公正な迫害を受けることになってしまったのです。
11年間、AIGに勤務できたことをとても誇りに思います。
このように機能不全に陥ってしまった金融機関において、
私は自らの職務をやり遂げることはもはや不可能です。
また、そうすることによって今後は私の給料が支払われることもありません。
リディCEOと同様に、私も1ドルの年棒で働くように言われました。
AIGの危機を救うため、そしてアメリカ政府の救済に報いるため、
私はこのことを一時は受け入れることを決意しました。
しかし、このようにAIGとアメリカ政府の両方から
非常に不誠実なやり方で裏切られてしまった後では、
家族に満足に会うこともできずに毎日14時間働くことを
正当化することはもはやできそうもありません。
28 :
名刺は切らしておりまして:2009/04/03(金) 11:39:42 ID:PjsCYIT5
>>27 私はリディCEOとは一度も直接お会いしたことはありません。
そこで、少しだけ私の自己紹介をさせてもらいたいと思います。
私の両親はふたりともいくつもの仕事をかけもちしなければ暮らしていけないような、
貧しい鉱山町の貧しい教師でした。
しかし、私は勉学にはげみマサチューセッツ工科大学から奨学金を受けることができました。
私はちいさなアメリカンドリームを成し遂げたのです。
私は1998年に株式のトレーダーとしてAIGに入社しました。
そして、幸いにも私の仕事が認められ株式・商品本部のヘッドになることができました。
商品ビジネス立ち上げのプロジェクト・リーダーになったのは、
AIGが崩壊する数年前のことでした。
この間、私のチームはコンスタントに利益を上げました。
実際、多くの年で我々は年間100億円以上を稼ぎ出したのです。
直近では、AIG解体のなか、世界的に評価されている
我々の商品指数ビジネスのUBSへの売却プロジェクトで
誠実かつ重要な役割を果たしたと自負しております。
リディCEOもご存知のように
我々AIGの様々なビジネス・ユニットをこのように売却していくことは、
アメリカ国民の税金を少しでも返済するために極めて重要なことです。
29 :
名刺は切らしておりまして:2009/04/03(金) 11:41:19 ID:PjsCYIT5
>>28 AIGに入社以来、私が受け取ったボーナスは
全て私の関わったビジネスの収益に厳格に基づくものでした。
その間、大きな利益を上げていた別のチームのCDSトレーディングから、
私は一度たりとも恩恵を受けたことはありません。
ところが不幸なことに、
AIG株により支払われていた私の老後の蓄えの多くは、
最近のCDSトレーディングの莫大な損失のおかげで、
ほとんど無価値になってしまったのです。
現在、非常に困難な仕事をしているAIG.-F.P.のほとんどのスタッフも同様に、
自分たちには無関係なCDSポジションによる破滅的な損失から大きな被害を受けました。
アメリカの納税者と同様に、あるいはそれ以上に、
我々もまたAIGの一部のビジネスによる大きな損失に苦しんでいるのです。
私はリディCEOが無報酬でアメリカ政府の公的な職務として
激務をこなしていることを尊敬しております。
私はリディCEOも問題のCDS取引の責任はないことを知っています。
それにもかかわらずリディCEOはアメリカ政府やアメリカ国民からの非難の嵐を受け止めているのです。
上限無しの完全出来高契約じゃいかんのか
31 :
名刺は切らしておりまして:2009/04/03(金) 11:42:11 ID:wePCCJJd
>>26-27 「最後に、金融のプロでありながらこのような事態を招いたことを心より恥じる 財前五郎」
まで読んだ
32 :
名刺は切らしておりまして:2009/04/03(金) 11:43:04 ID:PjsCYIT5
>>29 しかし、リディCEOもまた我々AIG.-F.P.のほとんどの社員が、
甚大な損失をだした問題のCDSビジネスとは関係ないことをご存知のはずです。
それならばなぜあなたは私たちを十分サポートしてくれなかったのでしょうか?
大変失望しています。
私とAIG.-F.P.の社員は先週の水曜日の公聴会で一部の政治家や政府高官、
そしてマスコミによるまったくのでたらめで根拠のない非難に対して、
あなたが戦おうとしなかったことに「裏切られた」と感じているのです。
リディCEOはニューヨーク州とコネチカット州の司法長官のまったく事実に反する
恐喝としか言いようがない発言から我々AIG.-F.P.の社員を守ろうともしませんでした。
私の推測では、リディCEOが去年の10月に我々をAIG.-F.P.に引き止めるための
残留特別ボーナスの契約を知ったとき、
我々がAIGに残って業務を行うためには正当な見返りが必要だと言うことを
よく理解したことだと思います。
だからこそAIGの経営者は10月に、少なくとも3回、
特別残留ボーナスは契約通りに必ず支払われると、
この困難な時期にAIGにともに残ってくれる社員に繰り返し再確認したのだと思います。
33 :
名刺は切らしておりまして:2009/04/03(金) 11:44:23 ID:PjsCYIT5
>>32 実際、リディCEOは特別残留ボーナスの4分の1以上を
約束より3ヶ月も前倒して払ってくれましたね。
このことは我々社員に本当に大きな励みになりました。
もしリディCEOがこの特別残留ボーナスが本当に「不愉快なもの」だと考えていたら当然、
このような行動を取らなかったことだろうと思います。
また、リディCEOはAIGのためには特別残留ボーナスは必要なものだと理解していたからこそ、
3月13日に全ての支払いを確かに承認したのです。
あなたがCEOになられてからの半年間の間、
我々社員は特別残留ボーナスに関しての再交渉を求められたことは一度もありませんでした。
そう、先週の公聴会のほんの数時間前までは。
34 :
名刺は切らしておりまして:2009/04/03(金) 11:45:52 ID:PjsCYIT5
>>33 私の意見では、リディCEOが特別残留ボーナスを
我々に支払ったことは非常に倫理的なことであったし、
また、ビジネスの上でも非常に先見の明があったことだと思います。
しかし、政治的にはあまり賢いやり方ではなかったのかもしれませんね。
リディCEOは連邦準備銀行、財務省、さまざまな政治家や
ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ司法長官と
いったいどんなことを同意したのかまったくよく分かっていらっしゃらないのでしょうか?
もし分かって同意していたとしたら、
それは大衆や心無い政治家により作られた誤った空気に立ち向かうほど
あなたは強くはなかったと言うことです。
そして今、あなたは我々にいったん支払われた報酬を突然に返せと言いだしました。
このような形で社員との信頼関係を突然壊してしまった会社に対して、
我々AIG.-F.P.のスタッフはどのように答えるべきなのでしょうか?
リディCEOも想像できると思いますが、我々は大変深く悩み苦しみました。
35 :
名刺は切らしておりまして:2009/04/03(金) 11:47:19 ID:PjsCYIT5
>>34 我々のほとんどが実際に何も悪いことをしていないのだから、
「罪悪感」というのは特別残留ボーナスを自主的に返さなければいけないことに対して
なんの助けにもなりません。
我々は正式な残留契約に基づき12ヶ月間もの長きにわたり激務をこなしてきました。
よって契約どおり特別残留ボーナスは支払われるべきであり、
我々にそれを返す義務はありません。
配管工がパイプの修理をした後に、
他の人の電気工事の不注意によって家が火事で燃えてしまったとしても、
配管工はパイプ修理の代金をごまかされてはならないのです。
AIG.-F.P.の多くのスタッフが過去半年の間に、
AIGよりはるかに安定した金融機関からさまざまなオファーを受けました。
それでも、我々はAIGが社員との契約を尊守すると信じたからこそ、
それらのオファーを断ってきたのです。
当然、我々は特別残留ボーナスを突然返せと言われて大きな憤りを感じています。
37 :
名刺は切らしておりまして:2009/04/03(金) 11:48:36 ID:PjsCYIT5
>>35 本当のことを正直に言えば、現在、我々がまだAIGに留まっているたったひとつの理由は、
今仕事を投げだしたらいったいどんな仕打ちをされるかわからないと言う「恐怖」だけです。
クオモ司法長官は我々の氏名をテレビで公表して「恥知らず」を見せしめにすると恐喝しました。
コネチカット州のリチャード・ブルーメンソール司法長官も同様に我々を脅しました。
本来なら正式な司法手続きに従い裁判所で追求すべきことであり、
司法長官という立場の人間が興味本位のマスコミに言う言葉とは到底信じることができません。
このような状況で、いったい私は何をすればいいのでしょうか?
幸運にもアメリカ経済が好調だった時期に、
私と私の家族が暮らして行く十分な蓄えを作ることができました。
金融業界の人間は報酬をもらいすぎだと非難する人もいるでしょう。
私はそのことに関して必ずしも反対はしません。
38 :
名刺は切らしておりまして:2009/04/03(金) 11:49:56 ID:PjsCYIT5
>>37 だからこそ、私は特別残留ボーナスのすべてを、
今回の金融危機による世界同時不況で
本当に困っている人たちに寄付することにしました。
これは節税対策ではありません。
私は私の給料がどんなものに使われるのかを決める権利があると信じています。
私の当然の報酬が、AIGや連邦政府の暗闇に吸い込まれていくのを見たくないのです。
AIG.-F.P.のささいな報酬の問題が、
現在、アメリカが直面している本当に重要な問題から
世界中の人たちの目をそらすことに大いに使われてしまいました。
だからこそ、私はその報酬の一部を本当にに困ったいる人たちのために役立てたいのです。
39 :
名刺は切らしておりまして:2009/04/03(金) 11:51:59 ID:PjsCYIT5
>>1,38
3月16日、私の銀行口座に$742,006.40(源泉徴収後)振り込まれました。
現在、下院で議論されている極めて例外的な懲罰的課税措置により、
私が寄付できる金額はこれよりずっと少なくなるかもしれません。
実際、90%の税金を徴収しようとしていますから。
いずれにせよ、私の全ての特別残留ボーナスを寄付した後、
どのような慈善団体に私が寄付したかすぐにお知らせしますね。
この決断は私にとって正しいことだと信じています。
そして、まだがんばっているAIG.-F.P.の他のスタッフも
それぞれ自分が正しいと信じる決断ができることを願っています。
心無い人たちの恐喝に屈する形で、
彼らが決断してしまうことだけを私はとても心配しています。
リディCEO、私はAIGが再建に成功して
アメリカ政府からの公的資金をすべて返済できることを心から祈っています。
そして、AIGのさまざまなビジネスの売却
(特にCDSビジネス)がうまくいくことを本当に願っています。
この辞職にともない業務の引継ぎにできるかぎり協力したいと思いますが、
それほど長くはAIGに残れないことをご理解ください。
もう私のAIGに対する信頼は
この一週間のさまざまな出来事で完全になくなってしまったのです。
リディCEOからどのようなお返事を頂けるか分かりませんが、
少なくともブルーメンソール司法長官は
私が「ドアからたたき出される」必要もなく、
私の自らの意思でAIGを去ることを嬉しく思うことでしょう。
ジェーク・ディサントス
====== Translated by Kazuki Fujisawa ========
割って失礼
n/mとか入れるといいと思うよ
41 :
名刺は切らしておりまして:2009/04/03(金) 11:57:41 ID:GsCpLfm2
私は詐欺で設けた十分な報酬がありますので、詐欺団体の解体ぐらいはやってから去ります、
だからいじめないでまで読んだ。
>>37 会社の借金減らせずに低賃金だと言って
辞めた社員の預貯金も没収しろ。
44 :
名刺は切らしておりまして:2009/04/03(金) 12:20:35 ID:jUcTqpg9
銀行なんてボッタクリもいいとこだからな
公定歩合(日銀から市中銀行への貸出金利)いくら下げても市中銀行の庶民への
貸出金利は全く下げずに手前のポケットに入れているわな
泥棒と一緒
45 :
名刺は切らしておりまして:2009/04/03(金) 12:56:16 ID:0N0fPAt0
米国を絶賛するしか能の無い大前研一先生が、
aigは解決不可能と言っていたよ。。。
税金投じられてるとこ以外はいくら貰おうがかまわんよ
47 :
名刺は切らしておりまして:2009/04/03(金) 15:22:32 ID:gwZtjjRT
とりあえず、原因となる業務をやっていた連中を、
過去に遡って処罰するべきでしょ。
トンズラこけるようになってるから、同じような事ばっかり起きるんでしょうに。
退職して中身がわからないまま
グダグダになりそうな予感が
50 :
名刺は切らしておりまして:2009/04/03(金) 20:38:32 ID:jckzgQzg
新自由主義者が発狂しとる
51 :
名刺は切らしておりまして:
>>47 過去に遡るためには新法では無理(法律不遡及の原則)
現行の法律を根拠に処罰することは困難だと思う。
アメリカの法律はよくしらないが、できるならもうやってるだろうし。