【ホテル業】値下げの春に"あえて"宿泊料上げ−ホテルグランヴィア京都［09/04/01］

　ホテルグランヴィア京都（京都市下京区）は、全客室の改装工事が完了したのに合わせ、宿泊料金を
値上げしたことを３１日明らかにした。値上げ幅は６・７〜５０％。平均では１５〜１６％になる。客室単価を
上げるとともに、サービスの質を向上させることにより、リピーターを増やすのが狙い。景気低迷でホテル
各社が値下げ競争を繰り広げるなか、敢えて“値上げ”に踏み切った同社の経営戦略は話題を呼びそうだ。

　同ホテルは客室数５３４室。全客室を対象に２０００〜５万円値上げした。例えば、スタンダードツインは
２万６０００円が３万円（標準例、税・サービス料抜き）に、スーペリアツイン＝写真＝は３万円が３万５０００円
（同）になった。

　同ホテルは年間平均客室稼働率が９０％前後と高水準を維持しているが、「現在の稼働率は過剰気味。
客室単価を上げるとともに、サービスの質を向上し、リピーター増につながる“指名されるホテル”を目指す」
（今村克二・運営戦略室広報担当）という。

　値上げの影響もあり、平成２１年度の平均客室稼働率は８０％前半に落ちると想定しているが、一方で
客室単価については２０００円増をめざす。「現在の値下げムードには乗らない」（同）方針で、ホテル業界に
一石を投じることになりそうだ。

　総工費約２５億円を投じた今回の改装工事では、“心と体の健康とゆとりに配慮した客室”を基本コンセプトに、
宿泊客が「理想の眠り」と「快適な目覚め」を体感することができる室内に仕上げた。

　目覚まし音が鳴る３０分前から朝日が昇るように室内の明るさが少しずつ増す「光目覚まし」機能を
「スーペリアツイン」など２６２室に採用した。

　また、短時間で入浴効果が得られる多機能シャワーを２２２室に設置したほか、明るさを自由に調節できる
調光システムを全浴室に導入した。

　このほか、バリアフリー化された客室「フレンドリールーム」（６室）の扉を開き戸から引き戸に変更するとともに、
扉幅を９０センチから１０８センチに拡大、「ユニバーサルルーム」に名称を変え、人にやさしいホテルを目指した。

▽ソース：産経関西　（2009/04/01）
http://www.sankei-kansai.com/2009/04/01/20090401-008141.php

不景気だからこそ 値上げだろ

グランヴィアは改装しなくちゃ客呼べない程度になってただろ。
できた当初は流行ってたけど、他のホテルがどんどん改装して行く中で
立地も中途半端だし、安くもなく高級感もなくなってたからね。

地階の喫茶店のブルーマウンテンコーヒー900円はまだあるのか？
お替り無料だから3杯飲んだ。
美味かったが、2杯で飽きた。

ああ、駅ビルのホテルか

立地が便利だから仕事でよく使うけど、サービス云々とかまったく期待してないから。

年間稼働率９割か、凄いね
季節に１回は利用するけど確かにスタッフはいつも忙しそうだ
若い人が多いんで定着率はそんなに良くない？、労働環境としてはさほど良くないのかな
って思っていて、
そういう人が自覚的にスキルアップ出来る余裕に繋がるようであればよいですね

ついでにWebの予約ページ見てきたけど、高くなったというか
日によっての値段の幅が大きくなった感じですね
オープンから１０年ということでカレンダー（時期による予約の埋まり易さ）のデータ蓄積もできたし、、、ってとこかな
まあ、とりあえず妥当な判断でしょう

でも、ここの一番の売りは駅へのアクセス性の高さ、だと思ってるんで
それ以外の京都の時はまたオークラやウェスティンを使うようになるかも
余所は京都観光のプランなんかに積極的だし

他に空き無ければ選択しない程度のホテルだけどな。

京都はベッド数が万年不足気味だからなあ

奈良県や滋賀県南部、丹波地方などなど、京都周辺都市分も引き受けてる状態だから