サントリーは米アイダホ州で同国飲料大手ペプシコ系の清涼飲料を販売する瓶詰会社
(ボトラー)を買収した。買収額は約70億円。サントリーは1980年代から米東部地区で
ペプシコのボトラー事業を拡大してきたが、今回の買収で西部へ地盤を広げる。
将来はボトラーの営業網を活用した自社商品の販売も検討。国内飲料市場が縮小する中、
円高を追い風に海外でM&A(合併・買収)を活発化する。
買収したボトラーは、ネイゲル(アイダホ州)。サントリーが65%、米ペプシコが35%を
出資する合弁ボトラー、ペプシ・ボトリング・ベンチャーズ(PBV、ノースカロライナ州)を
通じて、ネイゲルの創業一族などから、工場設備など全資産とアイダホ州でのペプシコ飲料の
独占販売権を買い取った。ネイゲルは近く解散する。
▽News Source NIKKEI NET 2009年04月01日07時02分
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20090401AT1D3107D31032009.html ▽サントリー
http://www.suntory.co.jp/