株式会社トライバルメディアハウス(本社:東京都新宿区、代表:池田紀行)は26日、国内のブログ・掲示板
から発信される口コミ情報を収集・分析するASPサービス「BOOM RESEARCH」(ブームリサーチ)の提供を開始した。
サービスのシステム(技術)/データベースについては株式会社ホットリンク(本社:東京都千代田区、
代表:内山幸樹)からの提供を受けており、実質OEM形式での展開となるが、トライバルメディアハウス独自で
開発したブログパーツのトラッキングエンジン「FLACKER」など、これまでの定量的な効果測定で培ったノウハウ
を活用し、自社のインタラクティブプロモーション事業に繋げていく考え。
「このツール(BOOM RESEARCH)を使うことによって、プロモーションが成功なのか失敗なのか、といった
要因分析を行い、PDCAでまわすことで調査のアドバイスなど、弊社の強みであるソフト面に繋げていく」
(トライバルメディアハウス)
「BOOM RESEARCH」では、国内主要ブログ20サイト、国内主要掲示板2サイトと2ちゃんねるを対象に
1日約400万件の口コミ情報を収集分析。2006年 11月から遡って分析が可能で、データのダウンロードの他、
ドリルダウン機能、スパムブログ排除機能、男女分析、評判分析、男女別評判分析、多様な比較検索機能、
メール配信機能などを搭載している。「ブームリサーチはおよそ30億の口コミデータベースが検索範囲となって
おり、国内最大の圧倒的レベル」(同社)と話すように、対象となる記事の規模を一つの特徴としている。
利用料金は1IDの利用で、初期費用10万円、月額費用10万円(ただし、2ちゃんねるを対象とする場合には
別途2万円/月が必要)。発行IDの追加は1IDあたり2万円で可能。導入目標、今後の展開については「準備
しているものはあるが、現段階で公にはできない」(同社)。広告代理店をはじめ、メーカーの広報、広告・
宣伝部門、営業担当、マーケティング担当、人事担当など幅広く導入を図る。
▽ソース:Venture Now (2009/03/30)
http://www.venturenow.jp/news/2009/03/30/1826_006267.html ▽BOOM RESEARCH HP
http://www.tribalmedia.co.jp/boom-r/