依頼がありましたが、続報記事としてこちらに貼ります。
◆アジアに太陽光発電など50億ドル支援 与謝野財務相表明
世界的な経済危機を克服するための20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に出席した
与謝野馨財務・金融・経済財政担当相が14日、記者会見し、日本がアジアなど途上国に計50億ドル
(約4900億円)で太陽光発電など環境インフラ整備を支援する「環境投資支援イニシアチブ」を創設する
ことを表明した。
同イニシアチブでは今後2年間、日本政策金融公庫の国際部門、国際協力銀行(JBIC)を通じ、環境に
優しい発電事業や都市交通網の整備など民間事業への融資を目指している。
与謝野氏は記者会見で、国際決済銀行が国際業務を行う金融機関に課している自己資本比率規制
(BIS規制)の引き上げについて「現行の8%以上を維持しつつ、好況時に銀行の資本を積み増し、不況時に
取り崩す仕組みをつくることが重要だ」と強調した。
今回、財政出動や金融規制で欧米の溝が指摘されたが、与謝野氏は「財政出動の重要性について各国の
認識は共通している。利害関係ではなく、結局はオカネをどうするかの問題だ」と述べ、協調は可能との見方を
示した。
「お酒飲まず、心配ない」 与謝野財務相
英紙フィナンシャル・タイムズの特集「金融・経済危機に取り組む50人」で日本人からただ1人リストアップ
された日銀の白川方明(まさあき)総裁が欠席したことについて、与謝野氏は「私と西村清彦日銀副総裁で
日本を十分に代表できたと思う」と語った。
また、自民党の中川昭一前財務相がローマで開かれた先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)で
「もうろう会見」を行って引責辞任した問題について、今回1泊3日の強行軍だった与謝野氏は「昨日は1日が
長く最後の方は眠気が来たが、一晩寝るとすっきりした。2年以上前からお酒を飲まないので、そういう心配は
なかった」としっかり受け答えしていた。
▽ソース:FujiSankei Business i (2009/03/15)
http://www.business-i.jp/news/flash-page/news/200903150001a.nwc