【為替】スイスがタブー破る自国通貨売り介入、次は日本との見方も[3/13]

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274名刺は切らしておりまして

スイス介入!! G20でなんの批判もなし 世界が認めた介入チャート
http://market-uploader.com/neo/src/1236998410714.gif

G20を経てスイスフランの下落見通しを指摘する声が相次いでいる。G20に出席した財務相・中銀トップが、自国
通貨押し下げ介入を行ったスイスの動きに特段の反応を示さなかったことで、スイス当局の通貨押し下げ策が他国に
「容認された」(外銀)との見方だ。「スイスフランはキャリー取引の解消などによる影響もあり、押し下げがすぐ近
隣窮乏化政策にはつながらないと判断されたのでは」(別の外銀)という。特に、スイス国立銀行(中央銀行)が懸念
を示している対ユーロでは1.61スイスフラン台まで下落するとの試算もある。
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-36995820090316

(欧州系銀行関係者)
介入の目標はドル/スイスフランで1.2100スイスフラン前後
ユーロ/スイスフランで1.6500スイスフラン前後

スイス中銀の介入は量的緩和策の一環と理解を示す声もある。
「利下げで十分な緩和効果が期待できないため、介入で量的緩和を実施した。しかし、それほど
大きな国ではないため、国際的に大きな問題になる可能性はないのではないか」(欧州系銀行関係者)
という。

同行関係者は、介入の目標は

ドル/スイスフランで1.2100スイスフラン前後、ユーロ/スイスフランで1.6500スイスフラン
前後とみている。
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-36969420090313


スイスは凋落したと判断。かつては通貨の価値の維持に非常なる気配りをした国が、通貨安を目指すとは驚きである。
かつてのイメージを払拭しなければならなくなったようだ。守秘義務にも綻びが見えて、もはや単なる薬と時計という
小国になるだろう。こんな国でも投資家の信頼はスイス中銀にあったわけで、そのスイス中銀が日銀とたいして変わら
ないとなると、誰がこの国にお金を預けるのか。

スイス中銀の通貨の番人の地位は剥奪された。金融立国の看板をおろしたのだと思う。

UBSの凋落がそのままスイスの凋落に結びつくことになった。もはや、スイスフランという通貨の格は、ニュージー
ランド辺りとたいして変わらないだろう。
http://aia.press.ne.jp/200903.html

スイス中央銀行介入
1)1978年から79年末にかけて スイス中銀は 対マルクで (限りなく 80台よりもスイス安 という曖昧な) ターゲ
ット制を導入していた時期がある事
2)スイス中銀は 1989〜1995年の間に 全部で69回介入をしている。そのうち 3回が単独介入、66回がドイツ連銀やFE
Dとの協調介入


スイス、銀行の顧客情報開示へ OECDの制度に参加

http://www.nikkei.co.jp/kaigai/eu/20090313D2M1303G13.html
【ジュネーブ=藤田剛】スイス政府は13日、同国の銀行守秘義務を緩和し、脱税などの疑いがある顧客の資金については外国政
府の調査に積極的に協力することを決めた。過去300年にわたって政府は顧客情報の開示を原則拒否し続けてきたが、国際的な批
判が高まっているため、今後は経済協力開発機構(OECD)の情報交換制度に参加。