大阪ガスは泉北製造所(大阪府高石市、堺市)内に約200億円を投じ、液化天然ガス(LNG)の
貯蔵タンクを1基新設する方針を固めた。2012年にも着工、16―17年の稼働を目指す。
大ガスのタンク新設は03年以来。景気後退を受けてガス需要は落ち込んでいるものの、
中長期的には環境負荷が少ないエネルギーの需要拡大が見込まれるため容量拡大に踏み切る。
泉北製造所の第1工場内にある容量4万5000キロリットルのタンク4基のうち少なくとも1基を廃棄する方針。
その跡地に18万キロリットル程度の大型タンクを建設する案を軸に検討を進めているもよう。この場合、
同製造所の総貯蔵容量は190万キロリットルと従来よりも8%増える。
泉北製造所には現在、合計22基のLNGタンクがある。このうち第1工場の4基は完成から
既に30年以上が経過している。安全性に問題はないが老朽化が進んでいるため新設する。
日本の大手ガス会社では、東京ガスがLNG受け入れ基地の新設を計画している。LNGは
今後も世界規模で需要拡大が見込まれている。世界同時不況に伴い足元のガス需要は低迷
しているものの、日本企業の投資判断には、景気後退で各国がLNG関連設備の建設を
凍結している間の方が技術者や資材などを確保しやすいとの見方があるようだ。
ソースは
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news005488.html 大阪ガス
http://www.osakagas.co.jp/index.html 会社情報・株価
http://company.nikkei.co.jp/index.aspx?nik_code=0002042 依頼を受けてたてました。