中華航空が今秋の就航を目指していた鹿児島―台北間の定期路線開設が見送られる
見込みとなったことが23日、分かった。先週行われた日台間の航空交渉で同路線について
取り上げられなかったため、今秋からの就航は事実上不可能となった。
日本の政府関係者によると、先週開かれた日本と台湾の航空当局同士による非公式協議で、
同路線開設は議題に上らなかったという。次回の航空交渉は秋ごろと見られ、路線就航には
中国の了解が必要で手続きには数カ月かかることから、早くても来春となりそうだ。
中華航空は今年10月の冬季ダイヤからの就航を計画し、昨年4月からは断続的にチャーター便を
運航している。定期路線が開設されれば食料品などの物資輸送が容易となることから、地元経済界
からの期待も高かった。
▽ソース:NIKKEI NET (2009/02/24)
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20090223c6c2301s23.html