【企業】米スティール、サッポロHD株の買い増し提案を撤回…業績悪化など理由に[02/17]

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米系投資ファンドのスティール・パートナーズは2月17日、サッポロホールディングス株式の持ち分を
現在の18.6%から33.3%まで買い増す提案を撤回すると発表した。
サッポロHDの業績が悪化していることや同社の経営陣が交渉に応じないことが理由としている。
一方、サッポロHDが3月末に予定している定時株主総会の際は、
取締役の再任と買収防衛策の継続に反対するとした。

サッポロHDの2008年12月期連結業績は、国内でのビール販売減などで、
売上高が前年比0.7%減の4145億5800万円だが、最終利益は同38.7%増の76億4000万円。
国内でのビール類の価格改定や、恵比寿ガーデンプレイスの共有持ち分の一部売却などで増益だった。
ただし株価は2月 16日時点の終値が422円と、スティールが2008年3月の修正提案で示した
1株875円の買い付け価格を5割超下回っている。

スティールは、サッポロHDが国内ビール類市場シェアでサントリーに逆転され、
業界3位から4位に転落したことなどを挙げ、経営判断の誤りで同社の企業価値が損なわれたと主張している。
またサッポロHDが丸大食品の子会社、安曇野食品工房に49%資本参加する計画について、
既存事業との相乗効果がないとしている。

NIKKEI BP
http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20090217/132547/

【飲料】サッポロホールディングス、大阪工場跡地の自社再開発を断念[09/02/14]
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1234798597/l50