自動車電装部品のスタンレー新潟製作所(新潟市、大河原保夫社長)が、
新潟市の白根北部第2工業団地への新工場建設計画を凍結していることが
わかった。
当初は今年7月の操業開始を予定していたが、まだ着工していない。
世界的な景気低迷で自動車メーカーが減産方針を打ち出しており、設備拡張には
踏み切りづらい状況が続いている。
景気低迷の県内経済への悪影響が、工場立地の遅れという形でも表れ始めた格好だ。
同社はスタンレー電気の子会社で、ウインカーやブレーキランプなど
自動車電装部品を製造している。
白根北部第2工業団地に2万116平方メートルの用地を確保しており、
現工場からの移転増床を目指してきた。当初計画では08年内に着工し、
09年7月1日から操業する予定だった。
ただ大手自動車メーカーが相次いで減産方針を打ち出しており、設備拡張しても
販売先を確保するのが難しいと判断して計画を凍結した。
「工場を建設するという方向性自体は変わらない」(スタンレー電気広報)
としており、受注の回復状況をみながら着工のタイミングをはかる。
ソースは
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20090213c3b1304813.html 依頼を受けてたてました。