【地域経済】京都の大手企業、協業活発に−株持ち合いで取引拡大[09/02/11]

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1依頼@台風0号φ ★
 京セラとローム、オムロンと京都銀行など、京都の大手企業の間で株式の持ち合いが活発だ。
本社が近い地理的な利点から協業に乗り出したり、従来の取引関係を強化したりする際、「信頼の
証し」として資本面の結びつきも強める意味合いが強い。時価会計導入などで解消が進んだ株式
持ち合いだが、再び見直されている。

 京セラとロームの株式持ち合いが判明したのは2008年3月期の有価証券報告書。保有している
他社の株式数を報告する有価証券明細表に、京セラはローム株約26万株(発行済み株式総数の
0・2%)、ロームは京セラ株約23万株(同0・1%)の保有をそれぞれ記載した。

 半導体パッケージや水晶子を得意とする京セラ、IC(集積回路)のロームと、主力製品が異なる
両社はもともと互いに取引があったというが、「持ち合いで取引量をさらに増やす狙いがあった」
(ローム広報IR室)という。京セラの川村誠社長も「京都企業同士で協力するということだ。取引
内容や金額は言えないが、今後も増やしたい」と話す。

 ロームは昨年、オムロンとも株式を持ち合った。オムロンの制御部品にローム製ICを組み込む
協業に乗り出すため、両社のトップが会談して決めた。取得株数は非公表だが、互いにわずかという。

 オムロンの作田久男社長は「制御部品の特長を出すのに、ICは不可欠。目と鼻の先に世界的な
ICメーカーがいるのだから、協業しない手はない。普段の情報交換も進めやすい。持ち合いは信頼の
証しだ」と説明する。

 一方、オムロンは京都銀行とも持ち合いを強化。08年3月期の有価証券報告書で京都銀行株
約245万株(発行済み株式総数の0・7%)の保有を新たに記載した。京都銀行保有のオムロン株も
前期から約4万5000株増え、576万3000株(同2・4%)となった。「いざというときの資金調達先
として関係を強化した」(作田社長)という。

 株式持ち合いに詳しい野村証券金融経済研究所の西山賢吾ストラテジストは「地縁をバックにした
持ち合いは大阪や広島でも見られるが、株価下落の財務リスクや資本効率低下を招くとの批判が
海外投資家を中心にある。持ち合う以上、互いの経営を監視して業績向上につなげる相乗効果が
必要だ」と指摘している。


▽ソース:京都新聞 (2009/02/11)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009021100045&genre=B1&area=K00
2名刺は切らしておりまして:2009/02/15(日) 02:58:44 ID:fDvq+0CL
地方レベルのブロック経済化なわけね。

最悪。
3名刺は切らしておりまして:2009/02/15(日) 03:06:26 ID:rwct3vzE
4名刺は切らしておりまして:2009/02/15(日) 03:08:04 ID:jWlzceSV
あと1ヶ月半で京大首になる俺が参上
5名刺は切らしておりまして
>>2
ブロック経済化というより、先祖返りっていうんじゃないの?