日本産業機械工業会が12日発表した2008年の環境装置受注額は前年比10.3%減の
7001億9600万円だった。前年実績を下回るのは3年ぶり。
製造業が11.9%減の907億9900万円と、3年ぶりに1000億円を下回った。生産活動の
停滞で設備投資の先送りが相次ぎ、鉄鋼業界向けの排煙脱硫装置が減少したことなどが
響いた。非製造業は12.2%減の546億7100万円で、2年連続で前年割れ。民需は合計で
12.0%減となった。
官公需は公共事業の減少で4.7%減の5226億6000万円。輸出は前年に大型案件が
あった反動などで52.3%減の320億6600万円となった。
同時に発表した08年12月の受注額は22.0%減の509億2500万円で、4カ月連続の
マイナスだった。
▽ソース:NIKKEI NET (2009/02/12 13:16)
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20090212AT3K1200B12022009.html