ドイツの民間銀行最大手ドイツ銀行は5日、2008年12月期通期の純損失が
39億ユーロ(約4500億円)の赤字に転落したと正式に発表した。年間での赤字は
戦後初めてで、金融危機の深刻化が打撃となった。07年は65億ユーロの過去最高の
純利益を計上していた。
業績が安定しているとされたドイツ銀行の赤字転落は、欧州の大手金融機関の
財務内容が厳しさを増していることを示した。ドイツなど欧州各国政府は金融不安の
解消に向け、追加的な市場安定化策を迫られそうだ。
アッカーマン頭取は「しばらく大変厳しい経済状況が続く」とし、業績不振が今後も
継続するとの見通しを示唆。事業内容を抜本的に見直す方針を明らかにした。
▽ソース:47NEWS (2009/02/05 18:40)
http://www.47news.jp/CN/200902/CN2009020501000767.html