スターホールディングスは2日、中核子会社、スターアセット証券(福岡市、竹村義則社長)の
正社員計約130人のうち、3割にあたる約40人を3月末までに削減すると発表した。営業や総務
など各部門を統廃合し、余剰人員は合意の上で退職させるか、グループ会社に転籍させる。
同社は経営不振が続いており、人件費削減で収益力の改善を図る。
スターアセット証券は2003年3月期から6期連続で営業損益、経常損益ともに赤字が続いている。
さらに昨年秋以降は、米金融不安に伴い個人投資家の意欲が冷え込み、取引量が急減した。
このため経営再建には大規模な合理化策が必要と判断した。
今回の合理化で人件費を年1億7000万円削減できる。退職者には約1カ月分の給料に
相当する手当てのほか、勤続年数に応じて退職金を上乗せして支払う。人員削減に伴う
コストは計2500万円に上る見通し。
▽ソース:NIKKEI NET (2009/02/03)
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20090202c6c0201t02.html ▽スターホールディングス ニュースリリース
連結子会社の人員削減の合理化に関するお知らせ
http://www.star-ir.co.jp/ir_information/data.html