2008年の秋田空港の利用者は118万2042人で、07年より9万5228人減り、
1993年以来15年ぶりに120万人を下回ったことが、秋田空港管理事務所のまとめで
わかった。前年比マイナスは4年連続。同事務所は「07年の秋田わか杉国体の反動や、
パック旅行者の減少が原因」と分析している。
路線別では、東京便(羽田)は07年比5万5125人減の83万5839人、名古屋便
(中部国際、小牧)は同1万1224人減の8万6436人、札幌便(千歳)は同1万2879人減
の8万9151人、大阪便(伊丹、関西国際)は同1万5899人減の13万8753人で、国内
全路線で1万人以上減少した。
一方、ソウル便は、路線維持に向けての官民を挙げての取り組みにより、07年比101人減
にとどまった。07年10月から機材が187席から149席に小型化されたため、搭乗率は
過去最高の66・6%だった。
また、大館能代空港の08年の利用者は、07年比1万1907人減の12万5260人だった。
暦年(1〜12月)の統計が始まった開港2年目の99年以降、最低で、12万人台に落ち
込んだのも初めて。
路線別では、東京便(羽田)が07年比7274人減の10万17人、大阪便(伊丹)が同4633人減
の2万5243人だった。
▽ソース:読売新聞 (2009/02/02)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090202-OYT8T00178.htm