【金融】みずほCB：海外で融資を抑制、｢総量制限｣に・ドル調達困難で…融資回収の計画も [09/02/01]

　主に大企業と取引しているメガバンク、みずほコーポレート銀行(みずほCB)は海外での
融資を厳しく抑える｢総量制限｣に乗り出した。金融危機の深刻化などで自身の資金繰りが
不安定になっているうえ、経済の落ち込みが激しい米国などで取引先の業績悪化が目立つ
ためだ。

　メガバンクは株価下落などで貸し出し余力が乏しくなっている。三菱東京UFJ銀行や
三井住友銀行も海外での融資には慎重になっており、日本企業の海外事業に影響が出そうだ。
取引を抑えやすい海外向けが先駆けとなり、不良債権が増え始めている国内でも今後、
融資が抑制される可能性がある。

　みずほCBは昨年12月中旬、海外の22の支店などに融資抑制の通達を出した。
(1)09年1〜3月の間、ドルなどの外貨の融資残高は08年9月末と同じ規模に抑える
(2)円での貸し出しも原則として11月末比で横ばいに抑える――という内容で、目標達成の
ための貸し出し抑制や融資回収の計画も作らせた。

　みずほCBの海外拠点の融資残高(期中平均)は08年度上期は約9兆3千億円で、07年度上期から
約8000億円増えたが、その後は円高ドル安の影響に加えて厳しい抑制方針が効き、10〜12月の
平均残高は約5兆円まで急減した。

　融資抑制の第一の理由は｢ドル不足｣。金融危機で銀行や証券会社が軒並み苦境に立たされ、
金融機関が資金を融通し合う市場に銀行がドルを出そうとしなくなったため、市場での
調達が難しくなった。

　ただ、通達は｢日本国内でも円資金の調達がこれまで以上に厳しくなってきた｣とも指摘。
みずほフィナンシャルグループは、みずほCBと、中小企業・個人取引のみずほ銀行の
2バンク体制。個人預金がないみずほCBは、いつも貸出額が預金額を上回っており、
金融市場から運用資金を集めてきたが、そこからも円をとりにくくなっていた。

　今年になってドル市場は落ち着き、みずほCBの資金繰りもいくぶん楽になった。
ただ、海外では業績が悪化した取引先の格付けが下がっており、融資抑制の計画を
より厳しく実施していく方針だ。(織田一)


▽News Source　asahi.com 2009年2月1日3時2分
http://www.asahi.com/business/update/0131/TKY200901310204.html
http://www.asahi.com/business/update/0131/TKY200901310204_01.html
▽みずほフィナンシャルグループ　株価 [適時開示速報]
http://www.mizuho-fg.co.jp/
http://company.nikkei.co.jp/index.aspx?scode=8411
http://smartchart.nikkei.co.jp/smartchart.aspx?Scode=8411.1
▽関連
【決算】みずほフィナンシャルグループ、最終赤字500億円規模に　2008年4-12月［09/01/30］
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1233299932/

また、２０００年の繰り返し？

もうコリゴリ

みずほ銀行の２バンク体制。
朝日記事では、兄弟銀行という。
兄弟銀行とはいえ、最近、リスク管理上、融資は１０兆円までという上限を設定したと。
別銀行意識だったとは知らなかった。

みずほ銀行、みずほコーポレート銀行(みずほＣＢ)への融資は１０兆円までと宣言。
兄弟銀行が困っているのに、みずほ銀行は冷たい。
かたい契りの義兄弟銀行なら、温かい血で助けてやれ。

貸し渋り宣言か…

国民総生産１０％以上下がるなかで銀行が融資を絞ったら終わりだろ

今の環境で黒字だす企業なんてほとんどないぞ

一度ほとんどの会社倒産して焼け野原にならないとわからないのかな？

と言うか、各企業も可能な限り円やユーロでビジネスを検討すべきでは？

深く考えず資金調達も出来ないくせに、ドルドルドルとギブミードルとやるからアホなことにになる。
だいたい、アジア企業同士がドルで取引してる時点でアホかと、と考えて見るテスト。

ウォンをあげるﾆﾀﾞ、代わりにドルを寄こすﾆﾀﾞ