経済産業省が29日発表した昨年12月の商業販売統計(速報)によると、小売業販売額は
前年同月比2.7%減の13兆340億円となった。減少は4カ月連続で、3年10カ月ぶりの大幅な
落ち込みとなった。2008年暦年の小売業販売額は前年比0.3%増の135兆4730億円で、
2年ぶりのプラスに転じた。
昨年12月の小売業販売額を業種別にみると、ガソリンや灯油の値下がりで燃料小売業が
前年同月比11.9%減少。冬物商戦が低調に終わったため、織物・衣服・身の回り品小売業も
4.8%減った。
昨年12月の卸売業販売額は13.9%減の38兆2900億円。比較可能な1980年1月以降では
過去最大の下げ幅となった。
▽ソース:NIKKEI NET (2009/01/30 16:43)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090129AT3S2900729012009.html