【金融】鳥取銀行の09年3月期、17億円の赤字に転落［09/01/29］

　鳥取銀行は28日、2009年3月期の連結業績を下方修正し、連結最終損益が初の赤字に転落する
見通しだと発表した。稲垣滋頭取は記者会見で、自己資本比率が12％を確保していることを強調、
現時点で公的資金の申請や他行との提携などは考えていないと表明した。

　09年3月期の連結業績予想は、経常収益が投資信託販売の落ち込みなどで前年比4.8％減の
192億円（従来予想は204億円）。連結経常損益は有価証券の評価損が膨らみ、17億円の赤字
（2億円の黒字）となる見込み。連結最終損益は不良債権の改善が進み貸倒引当金が戻ることから
3億円の赤字（5億円の黒字）となる。

　12月末時点の自己資本比率は12.19％（速報値）で9月末時点より2.14ポイント改善した。稲垣頭取は
「中小企業の資金供給に支障を来さないという意味で十分な自己資本比率だ」と強調。他行との提携に
ついても「検討対象を含めてない」と述べた。

▽ソース：NIKKEI NET　（2009/01/29）
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20090128c6b2802j28.html

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