日本とタイの航空当局間協議が1月29日と30日で開催される。タイとの間では、2007年12月に
実施した協議でアジア・ゲートウェイ構想に基づく自由化で合意しており、今回は成田と羽田の
発着枠が争点となる。国土交通省航空局によると、昨年末に発生したバンコクでの混乱の影響で、
両国の航空会社ともに短期的には旺盛な就航意欲は認められない様子。そのため、中長期的な
意向を探りながらの交渉となる見通しだ。なお、羽田空港については、深夜早朝枠での対応となる。
このほか、日本とベルギーの航空当局間協議も同じ日程で開催される。航空局では、「真偽は
定かでないが、オランダの物流会社が関空を拠点にする意向があり、その子会社の航空会社が
ベルギー/関空線に就航したいと考えていると聞いている」とし、これ以外での交渉はおこなわれない
見通しを示した。なお、両国間の交流人口は2006年段階で12万3000人。日本/ベルギー間は
2001年10月以来、定期便は未就航の状態だ。
▽ソース:TRAVEL VISION (2009/01/28)
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=39633