日航が青森―関西線休止 青森―福岡復活見送り
日本航空は27日までに、毎年10月に1日1往復を運航している青森―関西線について、今年から休止する方針を青森県に伝えた。
県によると、日航幹部が県庁を訪れ、「経済情勢が厳しく、運航を継続できない。10月にはチャーター便などで需要に応えるので理解してほしい」と伝えたという。
関西線は1994年、通年の定期便で就航。
2003年度から紅葉シーズンの10月のみの運航に変更された。
ここ数年は平均搭乗率60%台を維持していたが、昨年は岩手・宮城内陸地震の影響などで45.2%まで落ち込んだ。
また、日航側は県が要望している青森―福岡線の復活についても見送る方針を伝えた。
ただ、羽田経由の乗り継ぎ運賃について、4月から2万3900円引き下げ、直行便が就航していた時と同額の4万2900円とすることにした。
ttp://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090128t22034.htm