★伊藤忠エレ、視聴者測定システムの販売開始−広告への反応測定
伊藤忠エレクトロニクス(東京都港区、砂田一彦社長)は2月中旬にイスラエルのトゥルーメディアと
販売代理店契約を締結し日本で視聴者測定システム「アイキャプチャー」の販売を始める。カメラと
セットトップボックスをパッケージで提供し、システム構築を不要とした。ディスプレーなどにカメラを
設置して容易に広告効果を測定する。デジタルサイネージ(電子広告)普及に伴う需要拡大を見込む。
今後3年間で5億円の売り上げを目指す。
カメラで写した通行人の情報を、インターネットを利用してリアルタイムで把握する。広告に関心を
示した人数や時間のほか、顔認識技術を利用して性別、年齢などを識別する。カメラの撮影範囲は
6・5メートル、130度と広く、人込みや暗い場所での識別も可能。導入費用はカメラとセットトップ
ボックスで40万円、年間利用料は1セット当たり19万2000円。
(掲載日 2009年01月21日)
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0320090121bjag.html