【エネルギー】新日本石油、燃料電池の代理店網 100社組織、2010年度目標1万台[09/01/20]

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34依頼@台風0号φ ★
依頼がありましたが、関連記事としてこちらに貼ります。

◆大阪ガス、家庭用燃料電池を発売へ 価格は325万円

 大阪ガスは28日、燃料電池を使った家庭用コージェネレーション(熱電併給)システムを6月から販売する
と発表した。光熱費や、二酸化炭素(CO2)の排出を減らせる利点をアピールし、当面は戸建ての新築向けに
売り込む。初年度の09年度は1千台の販売を見込んでいる。東京ガスなど他の大手も5月から順次販売を
始める。

 使用する燃料電池は、固体高分子型(PEFC)と呼ばれるタイプで、東芝燃料電池システムと開発した機種と、
ENEOSセルテックと開発した機種の2種類。いずれの機種も最大出力700ワット。システム価格はいずれも
325万5千円(税込み)で、東芝燃料電池製は6月から、ENEOS製は9月から売り出す計画だ。

 このシステムでは、都市ガスから抽出した水素と空気中の酸素を化学反応させて発電すると同時に、発電の
際に出る熱を給湯に利用する。一般家庭(4人家族で150平方メートル)で使う電気の70%を賄え、光熱費を
年間約5万円、CO2排出量を年間約1.3トン削減できるという。

 ただ、販売価格はいずれも300万円超と高額。経済産業省が来年度予算案に盛り込んだ1台当たり上限
140万円の補助金を使えば、負担は4割減るが、普及にはさらなる低価格化が課題になりそう。

 大ガスの樋口洋一副社長は「まずは補助金を活用して100万円で買えるようにするのが第一の目標。将来的
には50万、60万円にしたい」と述べた。メーカーのENEOSセルテックは「年産1万台がひとつの目安」
(一色誠一社長)としており、低価格化が量産化のカギとなりそうだ。


▽ソース:Asahi.com (209/01/29)
http://www.asahi.com/kansai/sumai/news/OSK200901290021.html