NTTドコモ(東京、山田隆持社長)は31日から総務省のユビキタス特区事業の一環として、
ユビキタス特区の名護市、名桜大学(名護市、比嘉鉄也理事長)、NTT西日本沖縄支店(浦添市、
古堅一成支店長)と共同で、携帯電話の衛星利用測位システム(GPS)などを使い地域の
観光情報を配信する「ケータイ旅人(たびんちゅ)サービス」の実証実験を名護市で開始する。
沖縄を訪れる観光客100人にモニターになってもらい、観光客を市内の観光施設に誘導
するため効果的な情報発信方法について調査する。
配信する情報は名護市内5カ所(OKINAWAフルーツらんど、ナゴパイナップルパーク、
ネオパークオキナワ、道の駅許田、森のガラス館)の観光施設の割引商品情報や本部町の
美ら海水族館の混雑状況など。
実験では、(1)GPS(2)非接触ICカード「フェリカ」(3)数十メートル間の交信が
可能な無線ICタグ「アクティブタグ」−の3つの通信システムを連携させる。車での移動中は
GPS経由で、施設周辺ではアクティブタグで、レジの前など特定の場所ではフェリカを介し、
観光客(モニター)の現在位置に合わせて情報配信方法を変える。観光客が観光施設に近づくほど
より詳細な情報にするなどし、各施設への誘導効果を高めることを目指している。
NTTドコモによると、GPS、フェリカ、アクティブタグの3つを連携させた情報配信の試みは
初めて。
ソースは
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20090109rky00m040005000c.html 依頼を受けてたてました。