中国地方の9信用組合の2008年9月中間決算は、本業のもうけを示す実質業務純益
が5信組で前年同期に比べ減益となった。
預金の利息が増え資金利益が伸び悩んだほか、世界的な金融危機の影響で有価証券の
売却益や配当益の減少が目立った。
最終損益では5信組が増益を確保、1信組が黒字転換した。全国で信組の統合や合併が
相次ぐなか、中国地方でも3信組が再編に意欲を示した。
9信組合計の実質業務純益は3%減の約43億円。貸出金は堅調だったが、預金利息の
増加や有価証券の損益悪化が響いた。最終損益では不良債権処理費用の増減が明暗を
分け、1信組が最終赤字となった。
増益を確保した広島市信用組合(広島市)は中小事業者向けや住宅ローンなどの
貸出金が伸び、実質業務純益が4%増加した。笠岡信用組合(岡山県笠岡市)
は預金利息の増加や貸出金償却の増加を吸収して増益となった。前年同期に
最終赤字だった山口県信用組合(山口県山陽小野田市)は与信費用の減少で
黒字転換した。
ソースは
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20090106c6b0602r06.html 依頼を受けてたてました。