派遣社員の雇い止めが全国で明らかになる中、県内でも、アルミ建材大手の三協立山アルミ
(高岡市)が24日、来年5月までに派遣社員140人を削減する方針を明らかにした。
同社のグループ企業で自動車用部品などを製造する三協マテリアル(同)も、
大手自動車メーカーの減産を受け、来年5月までに派遣社員50人を削減するという。
三協立山アルミによると、新設住宅着工戸数の減少で減産態勢が続いていたうえに、世界的な
金融危機の影響も受けた。すでに昨年6月〜今年5月に321人、6〜11月に147人の
派遣社員を削減しているという。
同社は来年1月から福岡工場(高岡市)のラインの一部を休止し、射水工場に生産を集約する。
従業員359人のうち150人は近隣工場へ異動する。生産集約で稼働率が上がるため、
年間約5億円のコスト削減を見込む。同社は、派遣社員の削減は期間満了によるものと
したうえで、「地域雇用に貢献したい気持ちもあるが、急激な景気後退などで、さらに悪化が
懸念される」としている。
三協マテリアルも、4工場の派遣社員計50人を来年5月までに削減するという。
6〜11月に48人を削減しているといい、今後の需要動向に応じて、生産集約を
検討したいとしている。
ソースは
http://mytown.asahi.com/toyama/news.php?k_id=17000000812250002 依頼を受けてたてました。