埼玉県内の設備投資に急ブレーキがかかっている。ぶぎん地域経済研究所(松島博社長)が11月に実施した
県内企業の設備投資動向調査によると、2008 年度に投資を実施または予定する企業は54%で、前年度に比べ
13ポイント低下した。県内ではホンダが17日、寄居町の寄居工場の稼働を1年以上延期すると発表した。
同研究所は「今後予定を見送る企業が続出しそう」としており、08年度の実績が54%を下回る可能性もある。
60%を下回るのは5年ぶり。業種別にみると、投資を実施するか予定している製造業は17ポイント低下の61%となった。
非製造業は 10ポイント下がり44%と5割を割り込んだ。規模別では従業員100人以上の企業が70%と7ポイント低下。
100人未満の企業は21ポイント低下の 36%で、設備投資により慎重な考えがうかがえる。
07年4月に「チャンスメーカー埼玉戦略」を始め、目標を上回る誘致件数を獲得した埼玉県企業誘致・経営支援課も
企業の投資姿勢の変化を認める。
/*そーす::NIKKEI NET*/
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20081222c3b2205z22.html