米金融不安に端を発した景気減速が九州・沖縄の年末商戦に影を落としている。
百貨店では高額品が苦戦する一方、着回し需要でストールなど衣料小物、年末年始の
遠出を控える「巣ごもり消費」で食料品や土鍋などが好調。各店は割安商品の投入や
ポイントセールで打開を図るが、販売額は12カ月連続で前年割れとなり、消費者の
財布のヒモを緩めるのは至難の業と言えそうだ。
岩田屋(福岡市)は年末商戦の売り上げが前年を割り込むペース。主力のコートなど
重衣料、宝飾品など高額商品の不振が響いている。ただ、流行の色柄を取り入れた
ストールやタイツは1―12日の売り上げが前年同期比3割増。
またクリスマスケーキ受注が同7割増、おせちは同15%増と年末年始向け食料品が
好調を持続している。
同社広報室は「コートやジャケットを買い控え、小物を使った着回しでおしゃれを
楽しむ傾向が目立つ。食料品の好調は、年末年始の遠出を控える家庭の需要を
取り込んでいるようだ」とみる。
ソースは
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20081218c6c1801x18.html 依頼を受けてたてました。