【雇用】日本は若年雇用の改善を=15〜24歳の長期失業率は21.3%と平均上回る−OECD[08/12/18]

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56名刺は切らしておりまして
>>54

>>51
【労働】若者の非正規雇用が急増、10代後半(15-19歳)はここ15年で倍増の72%に…内閣府・青少年白書 http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1227232332/

■勘違いしている人が多いが、実は、「非正規労働者に占める派遣の割合は、そんなに多くない」という事実。非正規には、学生アルバイトや主婦パートも含む。
 ▽1164万人…パート・アルバイト
 ▽ 298万人…契約社員
 ▽ 133万人…派遣社員
 因みに、事実上は派遣社員である「名ばかり正社員」は、派遣が非公認だった昔の方が多い。

◆25歳未満の非正規雇用率は72%に急増中、ただし……:Garbagenews.com http://www.gamenews.ne.jp/archives/2008/11/2072.html
 このグラフとデータだけを見ると「若年層は正規社員への道すら閉ざされている、非正規雇用で穴埋めされる対象になっている」という結論に達してしまう。
しかしそれは早計といわざるをえない(白書ではデータの提示だけで解説は行われていないのも一因だが)。
 上記グラフ上に反映される「非正規雇用者」には「契約社員」「派遣社員」以外に「パート」や「アルバイト」も含まれることになる。
 つまり、
・若年層では「雇用者全体に占める非正規雇用者の割合が急カーブで増加している」
・しかし同様に同じ年齢層で「高等教育機関」への就学率も増加している。
・「非正規雇用者」に該当する者の多くは「大学などでアルバイト・パートとして働いている人」がカウントされている可能性が高い。高等教育機関の就学率増加により、その分非正規雇用者の割合も増加しているという考え方。
・ただし伸び率で見ると「非正規雇用者の増加率>高等教育機関への就学率」であることから、
高等教育機関に就学しなかった(=中学校・高校が最終学歴)の正社員としての雇用状態は一般的に厳しくなっているものと推定される。
などが確認・推測できる。
57名刺は切らしておりまして:2008/12/19(金) 02:31:04 ID:CiRaEQxV
>>56
 「高等教育機関への就学率が76.8%マイナス数%」「非正規雇用率が15〜19歳で72%、20〜24歳で43%」ということから、
単純計算で仮に「高等教育機関に就学した人が全部アルバイト・パートなどによる非正規雇用としてカウント」「中卒・高卒の人が正社員としてカウント」されれば、大体つじつまがあう計算になる。
実際には高等教育機関に就学した人すべてが「雇用者」としてカウントされる(アルバイトなどをする)わけではないし、
中卒・高卒の全員が就職できるわけではない(ただし高卒の人に限れば就職率は直近データで94.7%と高めである(【文部科学省・平成20年新規高等学校卒業者の就職内定状況】)。
あるいは、「高校卒業後、大学にはいかず、就職活動に失敗、または意図的にフリーター・派遣生活を続けている層」が増加している、と考えるべきかもしれない。
 ともあれ、最初のグラフから単純に「若年層に対する正規雇用分の労働力が、非正規雇用で充当されてしまっている」と考えるのは早計と考えるべきだろう。