UQ、JR東海の新幹線車内で公衆無線LANサービス提供
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/43285.html UQコミュニケーションズは、JR東海(東海旅客鉄道)がN700系新幹線の車内で提供する
インターネット接続サービス向けに、公衆無線LANサービス「UQ Wi-Fi」を提供すると発表した。
UQは来年にモバイルWiMAXサービスを展開する予定で、今回のサービスはモバイルWiMAXと
親和性の高いサービスになるとしている。
UQでは、2009年2月より東京23区、横浜、川崎地区を皮切りにモバイルWiMAXサービスを
開始する予定で、来夏には東名阪エリアにもサービスエリアを拡大する計画となっている。
18日、東海道新幹線(東京〜新大阪)では、N700系新幹線の車内で利用できるインターネット
接続サービスをを2009年3月から提供すると発表した。UQではモバイルWiMAXと親和性の高い
公衆無線LANサービスを展開することで、ユーザーの利便性向上に繋げたい考え。
「UQ Wi-Fi」は、N700系の車内のほか、停車する17駅の全コンコース待合室で提供される。
導入される駅は、東京/品川/新横浜/名古屋/京都/新大阪/小田原/熱海/三島/新富士/
静岡/掛川/浜松/豊橋/三河安城/岐阜羽島/米原となる。なお、UQでは、現時点において、
JR東海以外に公衆無線LANを展開する予定はないとしている。
回線速度はN700系の車内が2Mbps、駅コンコース待合室が54Mbpsとなる。JR東海では、
動画などの閲覧はできないが、メールやインターネットなどのビジネスユースには十分
対応できる速度としている。
JR東海のインターネット接続サービスには、NTTコミュニケーションズの「ホットスポット」、
NTTドコモの「moperaU(U「公衆無線LAN」コース)」および「Mzone」、ソフトバンクテレコムの
「BBモバイルポイント」などの公衆無線LANサービスも対応する。車内のほか
コンコース待合室でも利用できる。
利用者は、公衆無線LANサービスを事前に契約してからネットワークに接続する。
JR東海側では車内からアクセスするユーザー向けに乗換や列車内案内などを盛り込んだ
ポータルサイトを用意する予定。
ニュースリリース(UQ)
http://www.uqcommunications.jp/news/2008/12/post-13.html ニュースリリース(JR東海)
http://jr-central.co.jp/news/release/nws000230.html (津田 啓夢)
(UQコミュニケーションズ株式会社)
http://www.uqcommunications.jp/