愛知県は09年1月にベトナムと中国江蘇省に、同県から両地域に進出した企業を支援する
情報提供拠点「サポートデスク」を設置する。同県は08年に両地域とそれぞれ経済交流を
活発化させることで合意。この関係を生かし、事業を円滑に進めるうえで重要となる情報収集が
苦手な中小企業を支援し、企業の成長や業績向上を後押しするのが狙い。
新拠点は日本語が話せるスタッフを持つ現地の民間企業や政府系機関に委託する形で設置する。
委託先は現在、詰めている。進出した中小企業は税制度の変更や、人材確保面の情報など事業を
進めるうえで、欠かせない情報が十分に得られていないのが現状という。そこで、そうした企業の
相談を受け付けて情報を提供したり、適切な機関を紹介したりする。
このほか進出企業を集めて定期的に情報交換会を開く計画で、互いに抱えている悩みや課題を
出し合い、解決策を探る場として活用してもらう。
▽ソース:日刊工業新聞 (2008/12/18)
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1220081218hmaf.html