コンデンサー用絶縁紙最大手のニッポン高度紙工業は17日、介護ソフト事業から
撤退すると発表した。価格競争激化で売り上げが減少、投資に見合う成長が
期待できないと判断した。2008年4―12月期に事業撤退損失引当金1億6000万円を
計上する。介護・医療ソフト開発のエヌ・デーソフトウェアが既存ユーザー向け
サービスを引き継ぐ。
ニッポン高度紙は00年の介護保険制度導入に伴い介護ソフトに参入。西日本で
販売を手掛けてきたが介護事業所の開所数の減少や価格競争の激化で、08年3月期
は同事業の売上高が前の期比53%減の1億4000万円に落ち込み、営業損益は
5800万円の赤字だった。10年3月に同事業を廃止、同部門の社員は他部門に
配置転換する。
ソースは
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20081217c6b1702d17.html 依頼を受けてたてました。