米商務省が17日に発表した第3四半期(7−9月)の経常収支は1741億ドルの赤字となった。
ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値は1790億ドルの赤字だった。
前四半期の赤字額は1809億ドルと、速報値の1831億ドルの赤字から修正された。
貿易赤字の縮小と所得収支の黒字拡大が経常赤字の縮小につながった。経常赤字は2007年
第4四半期以来で最小となった。経常赤字は対国内総生産(GDP)比で4.8%と、前四半期の
5.1%から縮小した。
財・サービスを合わせた貿易収支は1765億ドルの赤字と、前四半期(1801 億ドルの赤字)の
赤字額を下回った。輸入原油コストの低下が影響した。GDPの算出に使用されるインフレ調整後の
貿易赤字は減少した。
一方、所得収支は308億ドルの黒字と、前四半期の282億ドルの黒字から拡大した。
▽ソース:Bloomberg (2008/12/18 00:07)
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003017&sid=a6Y685pog6Bw&refer=jp_news_index