ヤマハとトレンドマイクロは、中小企業のIT活用におけるセキュリティ強化と利便性の向上を
目的に協業、第一弾としてヤマハのファイアウォールルータ「SRT100」と、トレンドマイクロの
法人向け総合セキュリティソフトを連携させたポリシーチェック機能を提供すると発表した。
SRT100と連携するのは、トレンドマイクロの「ウイルスバスターコーポレートエディション 8.0」と
「Trend Micro ビジネスセキュリティ 5.0」(いずれか一方があれば良い)。SRT100が両ソフトの
管理サーバと連携し、クライアントから外部への接続要求があった場合、そのクライアントの
セキュリティ対策の実施の有無や、パターンファイルが最新であるかどうかを確認し、もしポリシーに
合っていない場合は、通信を遮断する。
この機能は、クライアントへの新たなエージェントソフトのインストールや、既存のネットワーク
構成を変更する必要なく導入が可能で、導入後もSRT100とトレンドマイクロ製品が自動で最新の
情報を共有するため、設定のアップデートが不要だという。
今回の連携に合わせヤマハでは、動作連携を実現するSRT100用ファームウェアを、2009年1月中
に同社のホームページ上にて無償で公開する。
なお、この協業により、ヤマハでは今後1年間に「SRT100」3000台の販売増を見込んでいる。
▽ソース:マイコミジャーナル (2008/12/16)
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/12/16/014/ ▽トレンドマイクロ ニュースリリース
http://jp.trendmicro.com/jp/about/news/pr/article/20081215065040.html