[パリ 10日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーであるフランス銀行
(中央銀行)のノワイエ総裁は10日、ユーロ圏経済は2008年第4・四半期に急激に
収縮する見通しであり、回復の兆しは09年下期まで見られない可能性があるとの見解を
示した。
仏紙フィガロがインタビューを掲載した。
総裁は「(09年)上期は依然として非常に厳しい状況になるだろう。しかし複数の支援要因が
あるため下期には経済がやや持ち直すと予想している」と述べ、インフレの鈍化と金利の低下に
言及した。
また、エネルギー・商品(コモディティ)価格の下落を背景とした最近のインフレの急激な
後退は、デフレ懸念を指し示していないとの見方を示した。
ECBによる今後の利下げの可能性についてはコメントは差し控えた。
ソースは
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081211-00000687-reu-bus_all 依頼を受けてたてました。