米国の景気が今年、急速に悪化したことで、 今度は製薬最大手ファイザーや
コンピューターサービス最大手IBM、小荷物 発送最大手のユナイテッド・パーセル・
サービス(UPS)など数十社に及ぶ 大企業が、議会に年金基金の救済を検討するよう
求めている。
各社は年金基金の株式市場での損失を補うため、資金支援の代わりに退職 基金への
資金拠出を義務付ける連邦法を一時停止する措置を望んでおり、議会 に対し週内に
この問題について検討するよう圧力をかけている。
年金コンサルティング会社マーサーの調べによれば、S&P1500種株価指 数を構成する
企業のうち約800社が年金基金を抱え、11月30日現在で、推定 の年金支給に必要な資金の
不足額は合わせて2800億ドル(約26兆円)に上っ た。年初には600億ドルの黒字を確保
していたもようだという。
ソースは
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003001&sid=a8Rf_8mTx9os&refer=commentary 依頼を受けてたてました。