UPSは12月9日、上海浦東国際空港の新国際ハブの供用を開始したと発表した。
新ハブは24時間稼働の通関検査エリア、ベルトコンベア117台と荷積みドック47か所などを
装備。1時間当たり1万7000個の貨物処理能力を持ち、フレートやすべての輸出入貨物を
スピーディに同時処理でき、中国東部地域への配達日数は最大1日短縮する。
この新ハブ供用開始で、上海エリアの集荷時間を小口貨物で1時間、フレートで4時間遅く
設定することができる。さらに小口貨物・フレートの処理のスピードアップを図るため、
上海税関と協力し通関リスクマネジメントシステムを導入。UPS側の情報を税関に事前に
提供し、検査の必要な要注意貨物を特定することで検査個数を最小限に抑え、通関手続きを
迅速化できるようにする。
特徴的な取り組みとしてはこのほか、総合貨物処理エリアに荷主作業エリアを設けた。
これは、荷主が貨物機への積み込み前にその場で梱包できるようにしたもの。これにより、
従来のように作業を別施設で行う必要がなくなるほか、精密機器のように取り扱いに注意が
必要な物品を発送する場合にも適している。
ソースは
http://www.lnews.jp/2008/12/30184.html UPSのサイトは
http://www.ups.com/content/jp/ja/index.jsx 依頼を受けてたてました。