郵便物輸送の群馬郵便逓送(前橋市、藤田功社長)は2009年6月に太田市に
有料老人ホームとデイサービスセンターを兼ねた施設を開設する。
訪問介護などが中心だった事業の幅を広げ、郵便事業に依存する経営基盤の
強化を図る。
新設する施設は2階建てで、1階に21部屋の介護付き老人ホーム、2階に約30人が
利用できるデイサービスセンターを設ける。カラオケや映画観賞などができる
多目的室を設け、利用者の交流促進にもつなげる。投資額は約3億円。
同社は専用自動車による郵便局間の郵便物の運送などが売上高の95%を占める。
近年は輸送業務の入札制度の導入などで利幅が減少しているため、05年から太田市で
高齢化社会でニーズが高まる福祉事業に参入した。だが、訪問介護などでは
事業規模が小さいことから、施設設置に踏み切った。
運営の状況が良ければ他地域での展開も検討する。将来的には福祉事業の売上高を
全体の半分程度にまで高めることを目指している。
ソースは
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20081205c3b0504i05.html 依頼を受けてたてました。