【労働環境】愛知労働局長の助言・指導申し出が最多　今年度上半期　解雇やいじめ・労働条件変更で［08/12/03］

金融不安の高まりによる世界的な景気減速に伴い、民事上の労働トラブルで、愛知労働局長の
助言・指導を申し出る件数が、今年度上半期（４〜９月）に２８２件（前年同期比７８・５％増）
に上り、上半期としては過去最高となったことがわかった。県内では現在、製造業を中心に、
派遣社員や期間従業員の契約更新の取りやめなどが相次いでおり、申し出件数は今後も増加する
と見られる。

労働局長の助言・指導は２００１年１０月に施行された「個別労働関係紛争の解決の促進に関する
法律」で紛争解決制度として定められている。労働条件や雇用などのトラブルを裁判に持ち込まず、
早期解決を図ることを目的にしている。

同労働局によると、雇用期間２か月の契約で就労したが、仕事に対する態度が悪いことを理由に
解雇された例や、時間給のアルバイトとして勤務していたが、受注の減少に伴い、一方的に
勤務日数を減らされた例などでは、局長が助言・指導し、解雇や労働条件の変更が撤回された。

２８２件のうち、何らかの解決に至ったものが１１６件あり、５件は申し出を取り下げ、未解決は
１６１件。このうち４３件は紛争調整委員会による解決をあっせんした。

紛争内容を見ると、解雇が２５・９％と最も多く、次いで職場でのいじめ・嫌がらせ１３・８％、
労働条件の引き下げ１１・０％、自己都合退職９・２％と続いている。

上半期の申し出件数は０２年度の２９件から年々増加傾向にあり、制度普及に力を入れた
０５年度上半期は１６８件に達した。以降は１００件以上で推移していた。

同局企画室では「経済状況は悪化しており、トラブルを裁判に持ち込まずに早期に解決する方法
として件数が伸びているのだろう。このペースで行くと年度全体でも過去最高の件数となる
勢いだ」と話している。

ソースは
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aichi/news/20081203-OYT8T00042.htm
申し出件数の推移
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20081203-107111-1-L.jpg
依頼を受けてたてました。

労働基準監督署がらみの権限増、罰則強化、労基Gメンの育成、これが進まない限りすべて机上の空論

愛知はいじめに関する話題が多いね。
前もアイシンであったろ。

河合塾愛知本部でもあったな。