【携帯】ソフトバンク「悪用携帯」No.1、振り込め電話の7割占める:本人確認「甘い」 [08/12/02]

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1本多工務店φ ★
過去最悪のペースで被害が続いている振り込め詐欺で、
今年1-6月に詐欺への使用が判明した携帯電話は約2300台あり、
約7割がソフトバンク製だったことが2日、警察当局の調べで分かった。
契約時の本人確認が不十分なケースが多いとみられ、
警察庁は同社を含めた携帯電話各社に、改めて本人確認の徹底を要請している。

全国の警察が振り込み詐欺への使用を把握した携帯電話約2300台を調べたところ、
ソフト社が約7割を占め、NTTドコモは約2割、KDDIは1割未満だった。
ソフト社の市場シェアは6月末時点で18.4%にすぎず、同社の割合が突出している。

ソフト社機種が多い理由について、
同社は「分からない。本人確認を徹底する対策や指導はいろいろ取り組んでいる」としている。

携帯電話の契約には、運転免許証やパスポート、外国人登録証などによる本人確認が必要で、大半は免許証が使われる。
しかし、警察幹部は「以前は契約台数を増やすため、アルバイト販売員がOKといえば認めてしまう審査の甘い店があった」と指摘するほか、
別の同幹部も「免許証のコピーで済ます店も一部にあった」としている。

身分証明書の偽造も多いが、真正かどうかの見極めは、販売員が運転免許証の厚みなどを手で触っているのが現状。
業界関係者は「経験に頼っている部分が大きい」としており、不正を見抜けずに契約するケースが少なくないという。

携帯電話各社も対策に乗り出しており、12月からは、偽造が疑われる免許証を警察に照会する取り組みを開始。
業界団体「電気通信事業者協会」は来春をめどに、通話料金の支払いをクレジットカードか預金口座での引き落としに限定するほか、
偽造の免許証やパスポートの特徴に関する勉強会も開いている。

ソース:ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/top/200812/t2008120201_all.html