【貿易】四輪車の輸出、23年ぶりの低水準…「稼ぎ頭」アジアの落ち込み響く [08/11/29]

日本自動車工業会（自工会）が２８日発表した１０月の自動車輸出実績によると、
四輪車（乗用車、トラック．バスの合計）の輸出台数は、前年同月比４．２％減の５７万５３９１台となり、
２３年ぶりの低水準に落ち込んだ。

金融危機による景気悪化から、すでに欧米など先進国向けの輸出が落ち込んでいたが、
アジアなど新興国向けも減速してきたのが原因。今や国内メーカーは“八方ふさがり”の状況だ。

乗用車は同４．４％減の５０万４２７３台。うち中大型車（３ナンバー車）は同１３．７％減の３３万３８２３台と急減しており、
世界的な「小型車シフト」の流れを浮き彫りにした。

さらに、深刻なのがこれまで新興国・資源国の旺盛な需要に支えられてきた商用車。
トラックが２．０％減の５万７８８４台と１７カ月ぶりに前年同月実績を割り込んだほか、
バスも４．８％減の１万３２３４台と３１カ月ぶりに前年割れした。

輸出先別では、北米向けが同１５．０％減（うち米国は１６．１％減）の１９万１２０１台と大きく落ち込み、
欧州連合（ＥＵ）域内への輸出も１７．６％減の５万９１０６台といずれも３カ月連続で前年割れした。
とりわけ目立ったのがアジア。０．５％減の４万２０９３台となり１５カ月ぶりに前年実績を割り込んだ。

中でも政情不安が続いているタイは５３．２％減の２１０６台と大きく落ち込んだ。
このほかパキスタンも５４．０％減の１１６４台となるなど、「これまで『稼ぎ頭』だったアジアの落ち込み方がひどい」
（商用車大手）との声が上がっている。

メーカー別でもトヨタ自動車が１０．６％減、日産自動車が３．２％減、ホンダが０．２％減と
乗用車の３大メーカーがいずれも前年割れしたのをはじめ、商用車メーカーはいすゞが１１．２％減、
日産ディーゼルが９．５％減、三菱ふそうトラック・バスが４．８％減となるなど軒並み前年実績を割り込んだ。

日本の自動車メーカーは１９９０年代以降、海外での販売好調を背景に輸出台数を拡大。
国内での生産量も右肩上がりが続いてきた。米国をはじめとする先進国市場の落ち込みに加え、
足元で輸出を牽引（けんいん）してきた新興国の需要減速が明確になってきたことで、
メーカー各社の業績が一段と下ぶれする恐れもある。

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200811290029a.nwc

まぁ、どこも同じ。これでトヨタももうちょい考えてくれれば

> 北米向けが同１５．０％減...欧州連合（ＥＵ）域内への輸出も１７．６％減...

ときて、

> とりわけ目立ったのがアジア。０．５％減

で「ハァ？」と思ったやつはいないのか？この記者は日本語わかってるのか？

所得減や高齢化・人口減等により縮小確定の国内市場を見きって、
海外市場に比重を移して空前の業績を上げてきたのに、
この結果は・・・

自動車産業ｵﾜﾀとしか言いようがないですな。。。

つい、８月くらいまで三直フル増産でも追いつかなかったんだから、案外、丁度良いくらいのペースらしいから、
日本は、まだ、良い方だろう。

>3
3ヶ月連続前年割れの欧米と15ヶ月ぶり前年割れのアジアとじゃ
どっちが目立つかくらい分かるだろ。

>>6
15ヶ月ぶりを強調したいんだったら先にそっちを書いた方が良いと思うぞ。
そこまで減少率で落ち込みがひどいと言ってたんだから、あれって思ったぞ。

日本車に価格的魅力が無くなったしな。みんな普通に欧州車だ。

>>8
は？

来年はボーナス激減
今年のボーナスは貯蓄しよう

車は生活必需品ではない
金がかかるだけだ