【AV】 ブルーレイ(BD) プレーヤー、米で価格破壊進む クリスマス商戦前に150ドル割れ[08/11/28]

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86名刺は切らしておりまして
サンクスギビング恒例の「ブラックフライデー」のセールがあと数時間で始まる。
米国でも不況の時はこのセールの売り上げのウエイトが大きくなるけど、
ざっと家電店の広告を見たところ、今年はあまり売れ無そうな感じ。

理由は目玉商品の不足と低価格品の減少。目玉商品は、昨年に引き続き、大型
テレビ、パソコン、デジカメ、携帯電話、DVDソフトあたり。

ブルーレイプレイヤーは今年唯一の目玉になりうるが、まだ大衆向けには時期
尚早で、各店あまり力を入れていない。大手のチラシ一面では、Walmartが
唯一$128でMagnavox製Blu-ray Player を投入している反面、家電量販最大手の
Bestbuyはソニー製をAV関連ページの隅の方に$249.99(通常$299.99)で出して
いるのみ。

液晶テレビは今年も各社一面トップで、昨年500ドル程度だった32型の二流メーカー
品が300ドル台後半(Walmart $388.00, Bestbuy $399.99)だが、去年ほどの訴求力
を感じない。希望があるとすれば50型で1000ドル以下の低価格品か。

パソコンもミニノートが売れているにもかかわらず広告掲載は皆無で、
ありきたりの500ドル程度のA4型ノートPCが主体。Office Depot がAcer製
デスクトップPC(Athlon X2/2GBRAM/320GBHDD/DVDwrite/モニタ無)を$229.99で
一面に出しているのが目を引く程度。

集客用に各店、コンパクトデジカメを低価格で一面掲載(Bestbuy $59.99,
Walmart:$69, Target $89)。

2-3年前であれば、DVDプレイヤーやVTRを15ドル前後で出すなど、裾野を
広げる商品が存在したが、今年の商戦は各社、液晶テレビや一眼レフなど
高価格品に重点を置きがちで集客の点では苦戦を強いられそう。

以上、現地からのレポートですた。