東京スター銀行が26日発表した2008年9月中間決算は、連結最終損益が7億円の赤字だった。
前年同期は174億円の黒字。
不動産業やサービス業の融資先を中心に不良債権処理損失が拡大したほか、金融市場の混乱で
証券化商品の価格が下落し減損処理を迫られたことも響いた。
前年に本店売却で182億円の特別利益を計上した反動もあり、損益が大きく下振れした。
東京スター銀が中間最終赤字になるのは01年の営業開始以来初めて。
本業のもうけを示す実質業務純益は31.6%減の56億円だった。
資金利益の減少や役務取引等利益の落ち込みが背景。
自己資本比率は9.29%と前年同期比1.25ポイント減少した。
東京スター銀は非上場のため通期の業績見通しは公表していない。
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20081126AT2C2600M26112008.html