★コンテナ航路、アジアと北米東岸間で減便 日本郵船と商船三井
日本郵船と商船三井は25日、アジアと北米東岸を結ぶ定期コンテナ航路で、12月から減便すると
発表した。両社の加盟するそれぞれの運航連合が定期便を週1便ずつ減らし、共同運航にする。
コンテナ船の連合が共同で減便するのは異例で、北米の景気後退による海上荷動きの深刻な
不振に共同で対応する。
両連合は中国などアジアとニューヨークなど北米東岸を結ぶ定期航路を週4便ずつ運航している。
このうちそれぞれ週1便のサービスを統合して、船舶を出し合って共同運航する。期間は12月
上旬から約4カ月半を予定し、この間に同航路での輸送能力はそれぞれ10%強減少する。
商船三井の連合はすでに北米西岸とアジアを結ぶ航路で10月から週2便を減便していたが、
東岸航路でも初めて調整に踏み切る。日本郵船の連合も北米航路で10月から船舶の小型化などで
輸送能力を約10%削減していたが、減便を表明するのは初めて。
(21:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20081125AT1D2508B25112008.html