米商務省が13日発表した9月の貿易赤字(サービスを含む国際収支ベース)は
季節調整済みで564億7000万ドルとなり、前月の水準を4.4%下回った。赤字の減少は2カ月連続。
世界の景気減速を背景に輸出が6.0%減少する一方、原油価格の急落で輸入も5.6%減った。
9月の輸出額は1554億ドル。自動車や資本財の減少が目立った。
輸入は2118億ドル。輸入原油の平均価格が10.3%下落して1バレル107.58ドルとなり、輸入額全体を押し下げた。
国・地域別の赤字をサービスを除くベース(季節調整前)でみると、
対中国は277億6600万ドルで前年同期に比べ16.6%拡大、対日本は55億9200万ドルで9.0%縮小した。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20081113AT3K1301613112008.html