[ニューヨーク 10日 ロイター] 米財務省が10日、1年半ぶりに実施した3年債の
入札は好調な結果となり、安全資産としての短期国債には需要があることが示された。
3年債の発行額は250億ドルで、同年限としては過去最大。発行は2007年5月以来。
当時は経済状況が良好で債務削減のため3年債の発行が中止された。
財務省は先週、政府の金融安定化策の財源などを確保するため、3年債の発行再開を発表
していた。
応札倍率は3.07倍となり、前回最後の入札での2.39倍から上昇している。
ミラー・タバクの債券市場ストラテジストは「入札結果は良好だった。応札倍率は高い。
米国債は短期債の方が選好されていることを示すものだ」と述べた。
米債市場では過去数週間、新発債の発行が続くとの見通しが圧迫要因になっていたが、
短期債はリスクが少ないセーフティゾーンとして買われ、堅調に推移ししていた。
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http://www.asahi.com/business/reuters/RTR200811110018.html 依頼を受けてたてました。