【商社】好調商社に保有株下落の影　積極出資、思わぬつけ［08/11/06］

ソースは
http://www.asahi.com/business/topics/TKY200811050351.html

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資源高で空前の利益を上げてきた大手総合商社の決算に「保有株の値下がり」という影が
さしてきた。好業績が続いた商社は提携絡みの出資を積極的に増やしてきたため、株価が
下がると評価損の計上を迫られる。企業間で進む「株式持ち合い」の復活にも波紋を
広げそうだ。

大手商社は０８年９月中間決算は最高益が相次いだが、下期見通しは慎重だ。
三菱商事の水野一郎副社長は中間決算発表の席で「株価を予想するのは難しく、下期にはより
大きな減損を見込まざるを得ない」と嘆いた。

０９年３月期の純利益予想を当初の５８００億円から５２００億円に下方修正。この中間期では
上場株式の値下がりで１５５億円を減損処理。日経平均株価が９０００円で来年３月末を
迎えれば「さらに４００億円程度の評価損が発生する」という。

三井物産は、出資を増やしてきた三井化学の株価下落で１０３億円の評価損を計上。全体では
計２１９億円を減損処理した。丸紅は０７年春に取得したイオン株の低迷で、中間決算で
５０億円を減損処理。保有株全体では計１６２億円の評価損を計上した。

市場では、配当減を見込んで、商社株は大きく下落。ある大手商社の財務担当役員は「いまの
ような保有姿勢は、海外投資家の理解を得られない。今後は見直さなければならないだろう」
と話す。

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-続きです-
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■「持ち合い」リスクも
株価下落は、「株式の持ち合い」を復活させた企業の財務に影響を与え始めている。持ち合いは
バブル崩壊後、減ってきていた。ところが、外資系ファンドの買収に対抗する狙いなどから
０６年度から、鉄鋼や自動車、電機メーカーを中心に再び増えた。

野村証券金融経済研究所の試算によると、３月期決算の上場事業会社は０５〜０７年度の
３年間で株式５．２１兆円を取得した。ところが株価下落で、９月末時点で２割強の
１．７１兆円が目減りしたという。

鉄鋼業界では、海外大手による買収の脅威が高まるなか、新日本製鉄、住友金属工業、
神戸製鋼所の３社は０５年以降、計約３千億円を使って、株式の保有比率の引き上げを進めた。
この持ち合い株を含め、新日鉄は０８年３月末には株式含み益が３９３６億円あったが、
９月末には２５２１億円に減った。神戸製鋼は約５５０億円の含み益を約３００億円に
減らした。

米系投資ファンド、スティール・パートナーズが筆頭株主のグリコは１０月、２１億円の
株式評価損を計上。今年度の連結純利益予想を２３億円から２億円に引き下げた。
株式を持ち合っている日清食品などの株価下落も影響した。スティールはグリコに
「シナジー効果が見えない日本企業との株式持ち合いを解消せず、その結果発生した大幅な
財務上の損失に懸念を表明する」との文書を送っている。

３メガバンクでは、傘下銀行が０８年９月中間決算で見込む保有株の減損処理額が、
三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループで約１４００億円、みずほフィナンシャルグループで
計約９４０億円、三井住友フィナンシャルグループで約２２０億円になる。

野村証券金融経済研究所の西山賢吾ストラテジストは「来年３月末の日経平均株価が７０００〜
８０００円台にとどまれば、減損はかなり広範な企業に及ぶ。持ち合いのリスクを上回る利点を
説明できるかが問われる」と話す。

“総合商社大手７社の中間連結決算”という表は
http://www.asahi.com/business/topics/images/TKY200811050353.jpg

-以上です-
関連スレは
【商社】商社5社が過去最高益−9月中間決算、資源価格上昇受け［08/11/06］
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1225942774/l50
依頼を受けてたてました。

株安→評価損計上→株安→(ry
エンドレスで泥沼だな
持ち合いも景気が好調な時は好循環だろうけど

現物で持っててこの扱い
お前等ヘッジファンドはレバレッジ４０倍くらい効かせて投機してたくせに

どう考えてもお前等が悪い、死ね

そうじつを忘れないでください。

上場はまだ分かりやすいけど、非上場はどのくらい
含み損でてるのかね。

とよつうもわすれないで

来年から東大生がドバッと入社してくるんだけどなあ

だから持ち合いはやめろとｗ

持ち合いは百害あって一利無し。
とまでは言わんが、弊害がの方が大きい。
株主による監視が効かなくなるし、資金が固定化して資本効率が落ちる。
しかも最終的に資金足りなくなったら結局売るし。