北陸3県の百貨店の2008年8月中間期の業績が29日出そろい、大和富山店を除く5店が
前年同期比で減収になった。ガソリンや食品など物価の高騰で消費者が財布のひもを
締めたほか、郊外の大型店などとの競合も響いたようだ。9月以降の急激な株安や企業業績の
悪化など、消費の先行きに暗雲が漂う中、各店は周辺商業施設との連携強化などで収益改善を
急ぐ。
金沢市の大和香林坊店と「めいてつ・エムザ」はともに主力の婦人服や雑貨などが振るわず、
6%超の減収。エムザを運営する金沢名鉄丸越百貨店が29日発表した08年8月中間期決算は
最終損益が2700万円の赤字(前年同期は3億1000万円の赤字)だった。
福井西武も婦人衣料のほか、美術や宝飾など高額商品の販売が鈍化。大和の高岡店、小松店は
郊外の大型店との競争激化が減収につながった。
一方、昨年9月に移転開業した大和富山店は食料品販売などが好調で、2割近い増収。開業から
1年間の売上高は当初目標の200億円を上回る217億円を記録した。
ソースは
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20081029c6b2902529.html 依頼を受けてたてました。